読書 2005

私は本が好きですが子供達はあまり本を読みません。コレについては危機感を持っています。今の社会は何をするにも先ず読む事からはじまります。WEBだってホームページを読まなければなりませんし、パソコンなどの説明書もイザとなったら読まなければなりません。新聞だって、漫画だって同じ事です。読む事は当たり前で、本を読んだからと言ってなにも偉くはありませんが、本を読まなければいろいろなチャンスを知らないうちに逃している事は確実です。

WEB時代の幕開けだった1980年代紙業界はペーパーレス社会の到来といって危機感を持ってましたが、現実は逆で紙の消費量は増えました。増えたのは「情報用紙」という種類の紙で、プリントアウト用の紙がほとんどでした、この種の紙は大手製紙会社の独壇場でした。一方で減った紙も有ります。代表は「書籍用紙」といわれるいわゆる「本」用の紙です。コレは激減しました。今に続く出版不況はこの頃から始まっていました。結果的にペーパーレス社会は来なかったのが現実です。

無くなった物は、書籍本の売上と、小さい書店、専門書や文芸書なのど出版社、元気がなくなったのが紙屋及び紙代理店の出版用紙部です。 逆に元気なのは、雑誌の売上と、大型書店、看板雑誌をもってる総合出版社、そして大手製紙メーカーです。 大雑把に羅列しましたが、80%当たっています。
活字離れという言葉がありますが、活字離れだけでは、読書しない子供達の事を説明できません。なぜ本を読まないのか?

書籍用紙の売上が落ちるという事は、本が売れないという事ですが、なぜ本が売れないかと言うと、本が面白くないから・・・。という理由だけでは無いでしょう。逆に考えればすぐにわかります。本より面白い事がたくさん有るからです。一昔前は 漫画、劇画がその張本人と言われていましたが、今ならゲームですね。それに子供達や大人達も含め、遊びや趣味が多様化している事が大きな理由でしょう。
同じような事は他にも有ります。私はオートバイに乗るのが好きですし、私たち世代(私は昭和34年生まれです)の仲間たちは、高校生頃に多かれ少なかれ、オートバイの洗礼を受けていました。しかしオートバイ業界の国内販売も長らく不振を続けています。オートバイ業界の人は「これは、若者のオートバイ離れが原因です」と言っています。じゃあなぜオートバイ離れが起こるのかといえば、これも活字離れと同じで、オートバイより面白い事がたくさん有るからです。

話を元に戻します。私は自分の子供達がオートバイに乗らなくても全然かまいませんが、やはり本を読まないのは困ります。本はいろんな可能性を秘めていますし、行間にたくさんのことが潜んでます。HOW TO本は約に立たないと思っていますが、自分の好きな分野の本を読む事は、それがどんなに偏っていたとしても、いろんな場面で役に立ってくるものです。役に立つから読むのもどうかと思いますが、シンプルに本を読んで楽しく思える人になってもらいたいと思っています。

そういうことを考えて書店にいくと、長男、次男にお土産を買うことになります。
釣り好きの長男には小さい字でもコレを読ませようと思いました。基本的にウチでは強制的に本を読ませていますが、(コレが大変な事です。本気で怒鳴りながら読ませています。かえって逆効果かも知れませんがね)不思議な事に、好きな分野の本なら黙っていても読んでますね。で、先ず読まないのが「推薦図書」の類です。コレは私も子供の頃全く読みませんでした。だって つまらないもの・・・。息子よ、わかるよその気持ち。

次男君にはこれ。冒険好きで、木登り自慢なので、ピッタリだと思いました。次男はまだ読書って感じでは有りませんが、本が近くにある環境を作って行こうと思っています。本を読むことが楽しいと思える人生を歩んで貰いたいと思いながら、今日も「オドレ! 本よんだんか! なに!読んでないやと~~」「ボケ~ッ! 読まんか!」といいながら 兎一家の一日が終わるのです。

注)この記事は2005年6月22日(旧)兎屋ブログからの転載です。

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