こじゅけい/コジュケイ 2005

こじゅけい 小綬鶏

キジ目キジ科 留鳥市街地や林、ヤブ、農地などに生息。もともと中国大陸にすむ鳥を1919年に東京と神奈川に放したものが増加。

調べるとこのようなことが判りました。静岡県富士宮市に住んでいたとき、毎年春から夏に掛けて家の周りに親子で出現してました。かわいらしい鳥ですが、ネコやいたち等の動物に襲われる事が多く、家の周りに出現するこじゅけい一家もどんどんひよこの数が減っていました。無事親になることが出来るのは2割位でしょうか?

きのう 5/26 家内がスクーターで出勤時、道路わきでカラスに襲われている こじゅけい を発見し、ほっとけず、カラスを追い払って保護しました。上くちばし がなくなり弱っていましたが、いろいろ関係機関に電話したり、ネットで調べたりして、治療をする事にしました。カラスに襲われる事も自然の掟ではありますが、見捨てる事が出来なかったそうです。どうせ死ぬのなら ゆっくり静かに死なせてやりたいと思って店に連れてきました。

弱っているので自分で食事を取る事が出来ません。それに 一番の致命傷は 上くちばしが 無くなっている事です。鳥にとっては大変な事です。ドッグフードを水でやわらかくしたものを、注射器みたいな器具につめて、直接 鳥ののどに入れて食べさせます。一日3回これを行います。水も同じように与えます。一晩持つかどうか心配でしたが、とりあえず一夜越せました。目立った外傷もなく、上くちばしの欠落だけのようです。この分だと元気になるかも知れません。

でも、元気になっても多分自然界に戻る事は死を意味します。自分でエサが食べられないのですから・・。 家内は動物や鳥が好きなので、「これでこの鳥はウチで飼わなければならない」と言ってます。世話は大変ですが、本人は世話をしていると、気持ちが安らぐので、鳥から元気を貰っているようです。当然子供達は大喜びです。私も歓迎しています。こういう家なので、ウチには小動物が沢山います。名前は 「こじゅ太」と私は心で決めています。

注)この記事は2005年5月27日(旧)兎屋ブログからの転載です。

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