「ひらり」とは? その1

今回は趣を変え私が今注目している紙製品をご紹介致します。

製品名は「ひらり」と言います。まだ市販されていません。テスト的に一部地方で販促品として配布された事がありますが、ほとんどの方は知らないでしょう。使用目的は古新聞や雑誌を古紙回収時まとめる時に使う結束用のひもです。家庭の新聞や雑誌など回収する時、皆さんはどういった材料で梱包したり、縛ったりしてますか? 新聞は販売店から配布される角底の紙袋が主流ですね。その他の雑誌や書籍は、ビニールひも(スズランテープといってる人もいますね)や最近では、自治体が推奨している紙ひもを使っている方が多いと思います。

ビニールひもや紙ひもを使いながら皆さん気になる事はありませんか? ひもに手を掛けて持ち上げ、町内やマンションなどで決められた古紙の集積所まで歩くのですが、いつもより遠いでしょ?何回も持ち替える為に立ち止まったり、歩きながら右手から左手に持ち替えたりしてるので、いつもより時間が掛かってるのです。時間が掛かるのも、硬い紙ひもが手に食い込んで痛いのも、仕方ありませんね。

古紙を回収するのは地球に優しいし、分別して、しかも自治体推奨の紙ひもを使えば更に地球に優しいし、製紙工場に搬入されたときも作業員の方の労力も軽減されるので、いいことばかりです。でもなにか変・。手が痛いし・・。

この製品に出会ったのは2002年の事です。始めはお客さんから「こんなものが有るけど使ってみてよ」と頂きました。そしてある日の古紙回収日に新聞を梱包してみました。そのときは別になんとも思わなかったのですが、(紙ひもに比べ柔らかいので縛るのが楽で、キッチリ結べます)梱包した古新聞の束を手に引っ掛けて持ち上げた時です。

!!! この新しい手の感触は何だろう!! 手が痛く有りません! 古紙を手に持つ時、当然次の感触としてギリギリ手に食い込む感触を無意識に覚悟しているのですが、それが全くないのです。いろんな事が頭の中をよぎりました・・・。これは!!

注)この記事は2005年5月19日(旧)兎屋ブログからの転載です。

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