2005 ホビーショーを終えて

ホビーショーに出展して一番感じたことがあります。それは毎日違ったことを考えていたと言う事です。

ホビーショーに出るということは、当然 兎屋の「紙バンド」をご紹介したいが為に(商売として宣伝したい)出展するのですが、出展?なんて今まで未経験の事なので、それ以上の事が想像できません。もちろん事前に想像して、あれこれ準備はしていったのですが、やはり「やってみないとわからない」という言葉通りでした。それ以上の事は歩いてないと判らないものですね。

兎屋のブースは 2.7m×2.7mの小さいものでしたが、いつもどなたか覗いて下さっていました。とくに最終日の土曜はひっきり無しで来てくださるので、とてもお昼を頂く時間がなく、この三日間、毎日3時ごろトイレの裏で弁当を立ち食いしてました。早く食べ終わる為に、かまずに飲み込むので、消化に悪いお弁当でした・・・。

兎屋応援団の方達の存在なくしては、とてもホビーショー出展は出来ませんでした。
とにかく頭で考えた物をどんどん作り上げる方達なのでいつも驚かされています。その為レシピはありません。

兎屋をご存知の少数派のお客さんや、初めて「紙バンド手芸」に出会った方々、兎屋ブースに来て頂き大変ありがとう御座いました。

そのほか、いろいろな手芸材料の会社さん、製紙会社さん、出版関係さん、紙屋さんと業界の方たちも興味深げに覗いていらっしゃいました。兎屋の紙バンドを作って下さる紙加工屋さんのT社長さんには、長時間に渡りお手伝いをお願いしてしまいました。

また、兎屋のはんこを作って貰ってる「象夏堂」さんは、ヒノデワシさんのブースで、消しゴムはんこの実演をされていましたね。兎屋にも来ていただき、象夏堂さんならではの、アイデアを頂きました。こうやって 書いているといろいろな場面が思い浮かびます。

今回、考えた事の中で、お客さんに対して思ったことが、2つ有ります。それは、レシピ(キットも)と講習です。ほとんどの方にたずねられましたが、「まだ 無いんです、すみません」「これから考えて参ります」の連発でした・・・。

兎屋を3年前(2002創業)にゼロから初めて、ようやく100%オリジナルの紙バンドの販売体制が整ったばかりで、やっとレシピや講習について考える事が出来るようになりました。今までは紙バンドの販売までの事をやって参りましたが、今後は更に販売後の事を考えて行きたいと思っています。

来年の事を言うのはあまり意味が無いと思いますが、当初はもうコリゴリと思っていたホビーショーですが、来年の5月までにどれくらい兎屋が変わっているか? 例えば 新しいカラーをどのぐらい販売出来ているかも含め、もう一度考えてみようという気になりました。

結局、兎屋のホビーショー出展は2005年だけになりました。
2006年も出展する積りでしたが、急に浮上した「高知県移住」でバタバタになったのです。
人生先は見えませんね(笑)

注)この記事は2005年5月16日(旧)兎屋ブログからの転載です。

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