晴天の日にオートバイで走らなければ夜になって後悔してしまう性格です。疲れていても、「明日は高気圧が日本列島をゆっくり西から・・・」とか「穏やかな一日です・・・」と予報を聞いたら、予定が無い限り走りに行きます。目的地はそのときの気分ですし、時間も1時間でも、1日中でもいいのです。エンジンに火を入れて走ってくれば安心して夕方を迎えられます・・。

この土曜日も店を開けて仕事してましたが、14時頃になってどうにもたまらなくなり、家内に「ちょっと 見回り・・」と言って出てきました。とは言うものの、ショートツーリングには向かない湘南地区なのですが・・。で、 渋滞覚悟で鎌倉方面に行ってみました。一応目的地は 鶴岡八幡宮です。
海岸道(国道134)の渋滞をすり抜けして、「滑川」の交差点を内陸部に向けて入っていくと「若宮大路」になります。その ドン尽きに鶴岡八幡宮が鎮座しております。
境内を歩いてみました。外人の団体さんやカップル、家族連れなど、皆さん参道をぞろぞろ歩いてます。露天もちらほら立っています。お面屋さんは色とりどりで見ててたのしいです。この写真を小4次男とその友達連に見せて、「どのお面が欲しい?」とたずねると、以外に「ひょっとこ」が良いと言う事でした。まあ友達の前で「オレ ピカチュウがいいなぁ」とは言わないだろ。子供と思っていてもこういうときに「少しは大きくなったのかな」と思います。
次に同じ境内で撮ったお酒の樽の写真をまた小4男子達に見せてたずねました「じゃあ このお酒の中でどれが飲みたい?」そうすると「オレはねのひがいい」「え~~オレは 七笑が飲みたいよ」「うそ~~ お前らわかってないなぁ~ 栄川でしょやっぱり」ともうお面どころの話じゃなくて、辛いの、甘いのと大騒ぎでした・・・。(うそです)
このお酒の樽の壁ですが、全国の地酒の有名どころが鶴岡八幡宮に奉納と言う形で広場の隅に大きな壁を作って飾ってありました。私は日本中をオートバイで走ってきたので、ここに有る地酒の銘柄を見ると地方の国道沿いに立っている地酒の看板を思い出します。特に信州から木曽にかけての「七笑」、北海道道南の「男山」、会津の「栄川」など 下戸ですがこの名前とロゴを見ると一緒に走った仲間やそのときの風景が思い出されます。そういう記憶を覚ましてもらった八幡さまでした。
PS:「栄川」については面白い失敗談がありますが、それは又の機会に披露いたします。「栄川」・・・か・・・。
注)この記事は2005年4月24日(旧)兎屋ブログからの転載です。